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コクセイちゃん

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コクセイちゃんの伝説任務ください

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「私を、誰か私を必要としてくれる人はいませんか??」
冬の夜の厳しい寒さの中、刻晴はまだ誰かに祈願を引いてもらおうとしている。そうしなければ、彼女は自分の武器の鍛造費用はおろか、夕食を買うほどのモラも持ち合わせていないのだった。しかし、通りを行く誰もが胡桃のために原石を貯めている今、誰がこのかわいそうな刻晴の言葉に耳を傾けるというのだろう?
「お願いです、旦那さま、私の祈願をひいてください、お願いします、私はとっても特別な瞬間移動ができますので、お願いします。」
「瞬間移動?何がそんなに特別なんだ?それだけでは誰も君を必要とはしないだろう」
通りすがりの無課金男は容赦なく刻晴を押しのけ、急ぎ足で去っていく。刻晴はバランスを崩して横に倒れてしまい、籠の中に貯めていたなけなしの<紡がれた運命>が地面にこぼれ落ちた。
彼女は身をかがめて自分の大切な星3武器と<紡がれた運命>を拾い上げ、立ち上がったそのとき、窓から家の中にいる胡桃が見えた。何かのお祝いをしているようだ、きっと誕生日だろうと彼女は思う。プレゼントされたたくさんの<紡がれた運命>や<原石>を彼女が嬉しそうに抱きしめ、テーブルの上には美味しそうな手作りのパイモンクッキーが置いてあるのが見えたからだ。
なんて幸せな少女だろう、と刻晴は思った。二人の運命がなぜこんなにも違うのか、彼女には理解できない。二人とも星5の少女なのに、一人は暖かい家の中でたくさんの<原石>を抱きしめてくつろいでいるのに、私はおなかをすかせてこうして頑張っているというのに、どうして、と彼女は思う。
雪は次第に吹雪へと変わり、刻晴はいよいよ飢えと寒さで凍えている。今では通りに行き交う人もまばらで、皆が皆<護摩の杖>をひこうとしていて、誰も彼女の<磐岩結緑>をひこうとはしない。
刻晴は路地裏に入って、誰かがそこに残した<普通の宝箱>の一つを開けて、少しでも暖かさを感じようとした。そのとき、突然、彼女は何かを見た。彼女は、自分の天賦が異常なほど強化されているのを見た。威力が3倍になり、雷元素反応が強力になり、ステータスがこっそりとバフされているのを、彼女は見た。
二つ目の宝箱を開けてみると、世界中から旅人が集まってきて、彼女の祈願を引こうとしているのが見えた。彼女を手に入れられなかった人たちは皆、悔し涙を浮かべている。もはや寒空の下で人々に懇願する必要がなくなり、彼女は幸せを感じた。
そして彼女はすぐに三つ目のタンスを開ける。彼女は璃月の住民たちが彼女を囲んで拍手と祝福をしているのを見た。岩王帝君も群衆の中にいて、彼女に微笑んでいる。彼らは皆、彼女と一緒に行くのを待っていた。
「私も一緒に連れていってください!この宝箱を全て開けた時、あなた方が消え去ってしまうことを私は知っています。だからお願いします!どうか私を一緒に連れていってください!」
そうして刻晴は残りの箱を一気に開けた。岩王帝君のプロポーズを、ボレアスが毎日竹輪を届けてくれるのを、深境螺旋で役に立たず旅人に捨てられることを恐れる必要がなくなったのを、彼女は見た。 突然、皆が彼女に近づいてきた。彼女は皆と手をとりあい、共に空へと上昇し、痛みも苦しみもなく、別のテイワットへと飛び立っていった。
次の日の夜明け頃、通りすがりの旅人たちは、凍りついたまま幸せな笑みを浮かべている哀れな少女が路地裏に倒れているのを発見した。

143:原神まとめ ID:eEkslUWvd
>>110
刻晴ちゃんは何も悪いことしてないのに酷すぎる

187:原神まとめ ID:dD6wb8nk0
>>110

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